試合での仲間の応援の仕方
JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術
コンバッチ!!(試合開始の合図。ポルトガル語で”戦闘開始”的な。)
おおーーわくわくする。
『はい!!●●さん。自分から引き込んでもいいよ~。』
『相手見てるから、行っちゃいましょう。得意なやつ!!』
『腕伸びてるよ~!!自分から仕掛けていきましょう!!』
『●●さん2ポイント入りました。残り3分です。』
あわわわわ・・何言えばいいんだろう?
試合の応援なんてしたことない人は、この若干、殺伐としたセコンドの
声に気圧されるだろう。そして何を言っていいのかわからないから
オロオロするかもしれない。
しかし大丈夫。
最初のうちはこれを10秒に一回連呼すればよし。
●●さんファイトー!!
これでOKである。
ちなみにセコンドが言ってることは以下に大別される。
①残り時間
②ポイントの状況
③行けそうな技
④元気づけ
⑤試合相手への心理的ゆさぶり
①まず残り時間。これはみんなが見えるタイマーがある場合と、ない場合があるので
ない場合は、セコンドがストップウォッチを使って時間を測ってあげる必要がある。
レフェリーが試合を中断するときも、同時に止めるので気を抜けない。これが出来るのは
セコンド上級者だ。
②ポイントの状況だが、柔術のポイントはポイント板を見ればわかる。
試合中の人でも横目で見ることもできるが、5年やっている私でもいまだに
見方がわからない・・。なので、セコンドが教えてくれると助かる。
何この暗号??
③行けそうな技だが、セコンドが見て客観的に行けそうな技を教えてあげる。というものや
ミスしがちな側面で、「そこしっかり相手押さえて乗りすぎないよ~。」
といった即席アドバイスをするものだ。しかし、これは上級者じゃないと
あまり言わない方がいい。なぜなら、これは極めてセコンドの主観であることが多く、
試合している人からすると、聞こえてても「んなもん、行けるか!!」と思うことも少なくない。
セコンドのいうことを聞いて負けることもあるし、下手に動けない側面もある。
しかし、④の元気づけや⑤の相手へのゆさぶりへもつながるので、本人が嫌がってなかったら
ガンガンいうべし。
④の元気づけだが、これは、「●●さんファイトー」でだいたい、まかなえる。
これはメンタルへアプローチするものなので、様々な呼びかけができる。
とある道場の先生は、かなりエモーショナルに声援することで有名だ。
「お前、ここであきらめてどうすんだよぉ~。出し切らないと後悔するぞぉ~!!」
といったような、かなりドラマチックな応援をする。
ここまで熱心に声援してくれる先生のもとで練習する生徒は幸せ者であろう。
しかし、私が思う、一番効く元気づけは子供たちの声である。キッズクラスの子供たちが
負けるなー!!というときにオッサンの底力が、どこからか湧いてきて
普段の1.1倍くらい頑張れる。子供のためにかっこいいところを見せるというのは
やっぱり大人の努めなのだ。
⑤の相手へのゆさぶりだが、これも結構慣れていないと難しい。
基本は、相手が狙っている技をあらかじめ教える事により
それをやらせない。という効果を狙ったり
柔術というのは戦いながら休むということができるので、その時にすかさず
「はい。今、相手休んでるから、チャンスだよ~。」というのを
いいタイミングで、シラっと言うと結構相手に心理的ダメージを与えることができる。
しかし、連発すると逆に相手の怒りのパワーを呼び起こすことになるから注意が必要だ。
また、ヤジともとられるので、あそこの道場はマナー悪いな。と言われがちなので気を付けよう。
審判へのヤジや審判がキレるような事をいうと、戦っている選手が失格になるのできをつけたし。
応援の基本は、とにかく自分が心の底から仲間に勝ってほしいという気持ちを声で伝えることだ。
●●さんがんばれーーー!!
そうその調子だ。
パローーー!!(試合終了の意味。ポルトガル語で離れなさい。的な。)
あ、終わった。
仲間の勝ち。
おおーーーー!!!
え?勝ったの?なんで?
2点取って逃げ切ったんだよ。
??・・・やったーーー!!!
柔術の試合を初めて見た人は、なんで勝ったのか、またはなんで負けたのかよくわからないかもしれない。
これは、柔術のルールを把握していないと、どこでポイントを取ったのかが分からないからだ。
柔術の試合は、相手から参ったを取る一本勝ちと、得点を重ねてポイント勝ちするの2種類がある。
(その他にアドバン差で勝つというのもある。)
一本勝ちは確かに美しいが、まぁそんなによくあるもんじゃない。だいたい5試合に1試合くらいだ。
ルールに関しては、今回は省く。
『みなさんの声援のおかげで勝てましたよ。ありがとうございます。』
よかったよかった。
応援してみてどうだった?
なんか、自分の事のようにうれしいね。
そして、みんなも同じように喜んでいる。
チームメイトが自分の休みを返上して、仲間の応援に行く。
個人競技なのに、どうしてわざわざ行くのだろう?
それは、常日頃一緒に練習して、頑張っている仲間の姿を見ているからだと思う。
苦しい時も、楽しい時も、乗り越えてきた仲間だからじゃないかな?
試合は大人の部活の一つの到達点。たまには仲間の試合を見に行ってみよう。
試合に出ているどの人たちも、並々ならぬ決意でやってきているから
とっても熱いものがあるよ。そういう人たちを見ると自分も、いい啓発を受ける。
そして、より強く仲間を意識するチャンスでもある。
今日は応援に来てよかった。試合の応援っていいね。
- 2014-10-08
- オッサンの柔術はじめの一歩
- by invaderbjj







