Let's BJJ 柔術しようぜ!!〜大人の部活〜

『ショルダードライブパスをいなす』山田秀之のいなす技術

 

さぁついに始まりましたよ。私のホーム・マット、トライフォース新宿にて撮影された、トライフォースLEVEL4インストラクターの山田秀之(やまだひでゆき)先生による、「いなす技術」シリーズの始まりです。LEVEL4インストラクターとあって、やはり動きのエッセンスはトライフォース流。そう。まさしく早川光由流です。

これは長年トライフォースにいる私からしたら、もう見たことある動き、教え方、しゃべりかた、の連続です。山田先生は早川先生の秘蔵っ子です。弟子が続々と世界の舞台で活躍するうえで、次は山田に!と特に目をかけている弟子なのです。(私調べ)私から見ても山田先生の教え方は丁寧で優しい。そしてかなり忠実に早川先生の動きを再現しています。そんな山田先生はスパーにおいても大きな相手を見事にいなします。

この動画は実際にスパーでいなしまくってるやつです。今回数あるトライフォーステクニックの中から、山田さんが実際に、いなすのに使っている技術をフィーチャーしてもらいました。

 

ちなみに、この山田先生のいなす凄さを教えてくれたのは、柔術狂こと、佐藤智彦さんです。(余談ですが、佐藤さんは柔術界全般の生き字引みたいな人で、あらゆる柔術家の特徴を知っています。試合前になると、聞いてもいないのに相手の情報を教えてくれます。あの人はMMA系だからタックル気を付けてとか。)

普段は銀行員

 

 

 

 

 

 

 

さて、ちょっと長話しますね。

 

なぜ今まで、Let'sBJJにはトライフォースの動画がなかったのか。

 

トライフォースのテクニックは全て、トライフォースオンラインで見ることができるので、私としては、そこでは学べないものを求めて、これまでLet's BJJの動画制作をしていました。

 

私が動画制作をするモチベーションは、もっと突っ込んで聞きたい。バカな質門もしたい。何度も同じことを聞きたい。同じ技をいろんな人の解釈で見たい。違う先生の柔術哲学を知りたい。これらです。

 

トライフォースオンラインの動画では、もう、これでもかというくらい、早川先生が技の詳細を説明してくれているので、これ以上はっきり言って聞くことはないのです。しかし、私自身長年やっててもできない技は山ほどあります。動画みてもわからない。これは私がアホだからでしょう。しょうがないです。

 

つまり、Let'sBJJ動画シリーズはトライフォースの教え方でもわからない私が、よその先生に聞きに行く話です。

 

気が付いたら私はトライフォース新宿に2011年から7年間所属しています。トライフォースのテクニックはオンラインになる前から自分で再現して撮影したり、文章にしたりしてコレクションしていました。当時私はインストラクターしか見れない動画シリーズがあることを知っていました。そしてそれが、いつしかオンライン教材として公開されないだろうか?と心待ちにしていました。(直接早川先生にリクエストしたりもしました。無事公開されてよかったです。)

 

そもそも私は、2010年くらいに名著、はじめてのブラジリアン柔術を見て、なんだ!この技の多さは!?そしてなんて動きが、きれいなんだ!!と感動して、引っ越しを機にトライフォース池袋に見学→そのまま入会したのです。

 

実際、入会する前から試合でも、この本&DVDのテクニックを使っていました。マウントから、横マウント、十字の時にパンツ持つ。は今でも私の鉄則パターンです。

 

また、このLet'sBJJというブログコンテンツは2014年に開始したんですが、1年くらいでネタが尽きて、一回終わっていました。しばらくして再開を促してくれたのも早川先生でした。再開後は動画コンテンツをやろう。と思ったのが今に続いています。その節はありがとうございます。

 

トライフォースは伝説の柔術家、早川光由代表が、日本で初めてブラジリアン柔術のオリジナルカリキュラムを完成させた道場です。(たぶん)そして、そのカリキュラムのすべてがトライフォースオンラインにあります。

 

普通技術というのは門外不出にするものですが、トライフォースの技術は月額1300円払えば、全世界だれでも全て見ることができます。まぁAOJオンライントレーニングカイオテハオンラインなんかがそのハシりですが、日本語でこのボリュームを作ったのはトライフォースが初めてです。

 

カリキュラムとは教材です。トライフォースでは、その教材内容に準じてインストラクターが実際にクラスで教えています。これは、先生が、その日のノリでテクニックを選んで教える。といった従来のスタイルではなく、決まったスケジュールに沿ってテクニックをまんべんなく教えるスタイルです。

 

カリキュラムを採用するメリットは、何を習得したら次のステップに進めるかが明確なことです。トライフォースでは会員にもインストラクターにもカリキュラムの理解度テストみたいなのがあって、合格すると昇帯の条件になったり、インストラクターなら、インストラクターレベルが上がって、教えられるクラスのグレードもあがります。支部によって教える内容が同じこともメリットですね。

 

つまり会員にとっては、技術を習得する目標が生まれ、同時にインストラクターを養成するのにもカリキュラムは一役買っています。ひいては柔術界が、より一般的に広まる可能性を押し広げたことが大きなメリットだと思います。

 

もちろん強くなるためには、必ずしもカリキュラムは必要ないでしょう。独学で強くなった人もいますし、一つの技を磨いて強い人もいます。しかし、前にも書きましたけど、柔術を教える側としてはどうでしょうか、自分の得意技だけしか教えることができなかったら、生徒は狭い範囲でしか柔術に理解を深められないかもしれません。

 

トライフォースがカリキュラムを完成させ、オンラインに公開したあとに、他の道場でも続々とカリキュラム制を導入する動きがあります。これは国内BJJ教育水準ががアップデートされていっている動きだと思います。やがて来るオリンピック種目採用に向けて、日本のBJJの強化にとっても重要な一歩だなとおもいます。(ちなみに私は従来型町道場スタイルも大好きですよ。)

 

ところで、今回トライフォースで山田先生の動画シリーズのオファーをもらった時、私の中で、やっとホームで撮影できる。という、うれしさの半面、不安もありました。

 

見たことないものを学びにいく。というこれまでのシリーズの趣旨とは違う、見たことあるやつをあえて私の角度から撮る。という新しい課題が生まれたからです。

 

本当に面白いものが撮れるだろうか・・・・・。

 

結論からいうと、撮れました。上の第一話は、まだいつものトライフォース節全開ですが(一方的に決まったことをしゃべる)、それは回を重ねるごとに、より柔らかくなっていきます。いい意味でも、悪い意味でもトライフォースはお堅い道場なので、ギャグとか笑いとか入れづれぇ~。と思っていたのですが、その辺も大丈夫です。

 

とりあえず、これを足掛かりにトライフォースシリーズ、今後も作っていきたいです。(オファーがあれば)それ以外にも2019年もLet'sBJJ動画シリーズ新作を続々投下していくのでお楽しみに。また、俺を撮れ!というオファーも随時受け付けています。お金のやり取りは一切ないですが、基本、私のやりたいようにやらせてもらいます。

 

ではまた次回。

 

協力:トライフォース柔術アカデミー

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