ブラジリアン柔術を動画で学べるのか?
JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術

カラテを通信教育で学ぼうなんていうと、昔はギャグでしたが、ブラジリアン柔術の場合、動画で学んで強くなるというのは、もはや、常識になってきていますね。今回の記事は私が思うBJJを動画で学ぶということについて、思うことを書いていこうと思います。
①ブラジリアン柔術は本当に動画”だけ”見て強くなれるのか?
無理だと思います。まずここで勘違いしてほしくないのは、やったことない人が、動画みただけで強くなるわけがないということです。それこそカラテの通信教育みたいなものです。ブラジリアン柔術を動画で学ぶというのは前提として、ある程度基礎知識が必要です。寝技というものがどういうものか、最低でも1年くらい道場に通って、わかってから、自分がやってみたいテクニックやコンセプトのことを調べ始める。というようなプロセスが必要だと思います。いきなり何もわからない人が数人集まって、動画を見ながらみようみまねでやる。なんてソリッドな環境もあるかもしれませんが、効率は悪いです。ある程度経験者に戦いのセオリー(パスガードや、ガード)を習ってから、それにアドオンする感じでテクニック動画を見ていけばいいと思います。そして、習得した技を試す場所も必要です。つまり道場は必須です。ただし例外もあって、たとえばこれまでベーシックと呼ばれていた動きをすっとばしていきなりベリンボロなどのモダン柔術の練習をして、それをモノにして強くなる。というパターンもあります。そう。岩本がそうでした。ただし彼は地頭がかなりいいので、例外中の例外です。彼の練習法は彼の頭脳あってのことなので、一般人には逆に敷居が高いです。そのうちそれを解明する教材を作りたいと思っています。
②どのメディアでみればいいのか?
動画の前は、写真と文章だけの本を見てやってる時代もありますし、今でもそれがいい。という人もいますね。また動画といってもDVDや書籍の付録のDVD、それからオンデマンド、Youtubeがあると思います。どれがいいか?というとこれからの時代は間違いなくオンデマンドでしょうね。オンデマンドって何?っていう人は、エロ動画を思い出してください。エロ動画を今でもツタヤでDVD借りている人もいるでしょうけど、たいていの人はスマホで、xvideoで無料で見たり、DMMとかで月額で見ていると思います。それがオンデマンドです。オンデマンドのいいところは、当たり前ですが、どこでもいつでもスマホ見れる(正確には回線次第)。これに尽きるでしょう。ですが、家でじっくりDVDでみたい。なんていう人もいるので、今でもテクニックDVDは売れています。またDVDはリセールもできるので(ヤフオク、メルカリとかで売れる)そこがいいという人もいるでしょう。私はDVDプレイがーやもう手元にないので、DVDでサンプルをもらったりすると、正直困ります。見れないのです。あとDVDはケースが場所を取るので嫌です。そして何よりも画質がSDなのが嫌です。今後5Gが普及すれば、どこでも滞りなく高画質なもの見れるようになるのが当たり前になるし、スマホ普及率もほぼ100%なので、DVDは間違いなく死に絶えるでしょう。CDみたく。
③どの動画を参考にすべきか?
結局ここだと思います。テクニック動画は飽和状態です。Youtubeに死ぬほどあります。ですが人は死ぬほどあると、逆におっくうになって、全く見なくなるものです。Let'sBJJでは3年前からテクニック動画をアップロードしていて、いつのまにかフルフォースに次ぐ国内ナンバー2の柔術動画サイトになっていましたが、とてもありがたいです。ですが、それは、当時からYoutubeではテクニック動画は沢山ありましたが、案外ベーシック系がないことに気がついた私はベーシック系の動画を中心に制作したのが良かったんだと思います。ベーシックは普通所属道場で学ぶものですが、他の道場のやり方を見るのが面白いんだと思います。話を戻すと、Youtubeの動画は単発な技が多く、実際それがどういう状況でどういうコンセプトの中でワークするのか?というのが分かりづらい物が多く、そのせいで、Youtube動画は使えない。みたいな意見もちらほらありました。これに関しては半分作り手、半分受け手の問題なんだろうな。と思います。つまり、説明する側も不親切、見ている人も木を見て森を見れてない。という状況だったんだと思います。今は作り手のレベルも上がってますし、習得する側も自分の柔術にいかにテクニックを組み込むかを習う人が海外を中心に増えている(と思う)のでますます動画で学ぶということが活性化していくと思います。
④動画で学ぶことはいいことなのか?
それは個人の考え方です。所属の道場で教えられた技しか使うな!なんて話も聞いたことがあります。そういうのが嫌な人は、事前に確認しておきましょう。ところで、自分は数年前にAOJオンラインに契約して1年くらいして解約しました。所属道場のトライフォースオンラインも解約しました。理由は一つ、見るのがおっつかなくて金だけ払うのが嫌になったからです。オンライン系はサブスク(定期購読)なので、柔術以外にも自分の場合はネトフリとかApplemusicやアドビに月に2万円くらい払っていて、とてもじゃないですが、全部を追えない状況なのです。だから見ないものから解約したまでです。ところで、サブスクを販売する側のメリットは、一度契約させたら、あまり解約されないので儲かる。と思われていましたが、逆に更新し続けないといけない辛さがあると思うので、最近はコンセプトごとにオンデマンドで売るのが主流になりつつあると思います。また、自分の場合は人から直接習って、試してさらに深めたいときはYoutubeで検索して探す。くらいで丁度いいです。ただし、試合で勝ちたい。という人は動画で学習するのはもはや必須と、岩本も言っていましたので、そうなんでしょう。最新の試合動画をフローグラップリングで見て、そこで使われているテクニックを知って、BJJファナティックスで買えるものは買い、それを数人のチームで試しながら自分のコンセプトに組み込む。これが最短で強くなるコツのようです。(それ以外に必要なのは結局戦略的に学ぶものを選び取る頭)しかし、私のようなもう選手として強くなりたいわけじゃなくて柔術の技を趣味で覚えたい。レベルの人間は、わがままに、好きなテクニックを少しづつ学ぶので十分です。
⑤今後国内柔術動画市場はどうなるか?
国内のオンデマンドはタイトルがまだまだ少ないですし、あと、私から見て全然売る気ないな。と思わされるものが多いです。これは私がテクニック動画を作っているから、わかるのです。たとえば、内容、撮り方、教え方、売り方、これらが売り手の思いの一方通行なものが多くて、見る側の需要を何も満たしていないな。と思わされるものが多いです。なので、今後売りたいという人は、はっきり言ってまだ勝てる要素は多分にあります。ただし、売り続けるのは難しいです。なぜなら、テクニックは数多とあれど、その先生が使いこなせるものは少ないであろうからです。その場合、おすすめなのは、もう割り切って使いこなせないテクニックでも教える動画です。たとえば、海外で流行っているテクニック動画シリーズの技をコピーして、翻訳して紹介するもの。決してそのテクニックを使って勝っている選手でなくても、英語だから海外の教材はわからない。という人向けに単純に翻訳したものです。当然英語ができなければ無理ですね。ですが、需要はあると思うし、それこそネタは付きないです。テクニックに著作権はないので、ビジネスとしてはありだと思います。オタクじゃないと無理ですが。逆にオタクな人はやるべきです。私は今後もYoutube中心に無料で公開し続けたいと思っています。
最後に、私は柔術動画を宣伝することはできますが、私にもメリットが無いとやる気がしないので、Let'sBJJにテクニック動画を提供してもらうか、または販売時に当サイト専用のクーポンコードなど用意してもらい、それを踏んで買った人をカウントしてもらって、アフィリエイト収入を振り込んでもらうなどしてくれれば、しっかり宣伝しますよ。
- 2019-10-17
- オッサンの一人語り
- by invaderbjj







