渡辺翔平 「シャローラッソーコンセプト」【テクニック教則レビュー】
JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術
私がジャケと動画編集を担当した、渡辺翔平先生のテクニック教則、シャローラッソーコンセプトをリリースしたのでお知らせします。こちら、いつものところで買えます。みなさんシャローラッソーってなんだかわかりますか?シャローってのは”浅い”という意味です。ラッソーガードといえば、腕に足を巻くようなガードですが、実は2種類あるんです。ディープラッソーとシャローラッソー。この2つ最近ようやく切り分けられて説明されています。もともとディープラッソーがメインでテクニック紹介されていましたが、シャローラッソーは、ラッソー未満みたいな感じで、特に名前もなかったのです。私が最初に見たのは大賀先生の動画だったかな。足をここに置きます。くらいのことしか言ってませんでした。それが今はシャローラッソーという名前がついて教則がでるまで市民権を得たというわけです。技やポジションに名前がつくと、その後色々発展することが多いです。そこまでの型を共通言語にしやすいからです。今回この渡辺翔平先生のシャローラッソーコンセプトを見た時。あらためてシャローラッソーの利点やそこから繋げやすいコンビネーションが見えてきて、またひとつ賢くなった気持ちになりました。
こちらの動画、最初の1つ目のテクニックが公開されているので是非御覧ください。というわけで渡辺翔平先生にインタビュー取ったので御覧ください。

渡辺 翔平(わたなべ しょうへい)先生
栃木県出身/埼玉県川口市ポゴナクラブジム所属
ブラジリアン柔術黒帯/ルースター級
主な実績
黒帯
2018年:IBJJF アジア選手権 準優勝
2018年:IBJJF パンパシフィック選手権 優勝
2019年:IBJJF 東京国際チャンピオンシップ 優勝
2019年:IBJJF アジア選手権 準優勝
2020年:IBJJF 世界選手権 出場
(藤原)全10動画拝見しました。私の感想は、シンプルかつ省エネにできていて、無駄がないと思いました。派手な技や無理な技への展開がなく、実用的だなと・・・。
(渡辺)特に10個っていうこだわりはなく…ただ相手が良くやるリアクションに対してのテクニックを撮影しました。
(藤原)なるほど。そうなんですね。シャローラッソーとしてのコンセプト動画シリーズは世界でも類をみないんですが、これらが生み出された経緯を教えてください。
(渡辺)ここ数年(現在はコロナの影響で練習が出来てませんが)定期的に橋本知之選手や弟の橋本淳選手と練習させてもらう機会があり、その練習やレッスンを受けた中で学びました。より効果的なポジションを求めてた結果辿り着きました。その一部がこのポジションです。
そうなんですね。作中でも語られていますが、このポジションの利点を改めて教えてください。
(渡辺)ざっくり言うとトレアナ系のパスアタックは防ぎやすいと思います。その分違うパスのアタックは行けるので、その時のエスケープも説明はしてますけど。
では最後に どんな人がシャローラッソーコンセプトを取り入れるべきですか?
(渡辺)必要だと思う人がやったら良いと思います。それは、この技だけではなく全てに共通する事だと思います。
ということです。ちょっと情報が足りないなぁと思ったので、販売元の金古さんにも推薦文を書いてもらいました。

今回は初のゲスト・インストラクター・シリーズということで、かつての私の練習仲間であり、現在の日本のルースター級のトップ選手である渡辺翔平選手の教則となります。
彼の日頃のSNSを見ている方は彼が普段どれだけテクニックの習得に時間を費やしているか知っていると思います。そんな渡辺選手の技術に対する拘りがふんだんに詰め込まれた作品が今回の「シャローラッソーガード・コンセプト」です。これまで当たり前にトップ選手の間で使われていたシャローラッソーガードですが(私が知らないだけかもしれませんが)シャローラッソーに特化した教則というのはこれまでになかったように思います。
これまであまり言語化されてこなかったこのガードを詳細な日本語の解説によりお届け出来たことを非常に嬉しく思います。両袖を持つガードとしてはラッソーガードやスパイダーガードがありますが、それぞれのガードに長所、短所があります。スパイダーガードは相手にフックをかけていないので離れていく相手に対して弱い、逆にラッソーガードは足の裏が相手の身体に当たっていないので距離を詰めてくる相手に弱い、という側面があります。シャローラッソー&脇フックはこの二つのガードの弱点を改良した非常にディフェンス力の高いガードです。逆にこのガードのままではやや攻め辛いという面もありますが、そこはトップコンテンダーである渡辺翔平選手が詳細にアタックも紹介してくれています。
推薦・解説動画付き
以下は目次と私のメモです。

01 シャロ―ラッソーガードへのエントリー
シャローラッソーの利点は肩を蹴って距離が生まれるので良い。さらに逆足で脇フックをいれてズボンを持たせないことにより、パスガードされにくく、そこから相手のリアクションに応じていろいろな技につなげていく。

02 右足の脇フックの入れ込み方
スパンツを内側から持たれた場合、袖を持ちながら、踏んで切る
ノーギグリップで持たれた場合、腕を膝の下に入れて持ちで肩を蹴り切る

03 シャロ―ラッソーガードからオモプラータ
オモプラータに入れる途中に逃げられないように(またがれる、背筋で立たれる)肩甲骨にひっかけつつ奥襟をもつってオモに入る。

04 シャロ―ラッソーから後ろに崩してスイープ
オモを耐えられたら鎖骨をパンチして尻もちをつかせ、肘で起きて、さらに蹴って半身にさせて、起き上がる。起き上がりながら内側のフックを取り足をテクニカルスタンドアップ式に抜き、クロスニーを経由してスイープ

05 シャロ―ラッソーからフットロック
尻もちをつかせたところで、明日の足がでてきたらフットロック。反対側に回転されないために、スネの側面を押す。また、襟を持たれたら袖を取り、脇をける。

06 シャロラッソーからアンクルピックを使っての後方への崩し
相手が尻もちをつくまいと、耐えてきた時には、アンクルピック

07 シャローラッソーからの後転スイープ
相手がクロスニー気味にしかけてきたら、ラッソー側の足を脇フックにして、襟を引き相手の顔を横に向ける、弾いている袖を相手の股下に入れながら後転スイープ

08 シャローラッソーからの後転スイープを耐えられた時
7のつくりをしたら、相手が腰を下げてきたら、アンダーフックで相手の足を持ち、ついでにパンツをつかんで立つ。

09 シャローラッソーの足を跨がれた時のエスケープ
左足蹴って、右足出せればそれでよいが、ラッソー側のグリップを襟グリップに変えて、襟をひきつけ巴のようなプレッシャーをかける。それで倒れればよいが、ベースをとってきたら、そこで隙間ができるので足を抜く。

10 シャローラッソーパスに対してのエスケープ
オモにいこうと襟持った時にスプロールされたら、オモはあきらめてリカバーする必要がある。襟をひきつけて、足で距離をとって、スパイダーキックする、最後にアングルを変えて、パスされづらい方向に向く。
こちらで買えます!!2500円
- 2021-05-12
- 金古一朗シリーズ
- by invaderbjj








