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【加古 拓渡】the competition 50/50 game(競技者のための50/50ガードゲーム)【テクニック教則レビュー】

JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術

 

シュラプネル・ゲストインストラクターシリーズ第四弾が発売されました。IBJJF世界選手権2016アダルト黒帯ライトフェザー級3位の超トップ選手!!!

 

加古拓渡選手(かこたくと)選手です

 

そして今回の教則のタイトルは

 

the competition 50/50 game (競技者のための50/50ガードゲーム)

 

です!!

 

50/50(フィフティーフィフティー)ガードについて、このブログの読者はよく知らない。という人もいるかもしれません。

こんな感じの形です。これ、どっちが下でどっちが上なんでしょう?それはその前の展開を見ていないとわかりません。しかしこのどっちがかけてるのかわからないのが50/50の特徴でもあります。そしてこのガードのもう一つの大きな特徴として、この形になるととにかく膠着(こうちゃく)しがち。っていうのがあります。よく膠着するガードとして、クローズドガードやラッソースパイダーなどがありますが、50/50はその中でも戦略的にボトムがポイント(アドバン)先取して意図的に時間稼ぎ、つまり漬けるときに使える技として知られています。また、相手がよく動くトップをとってる選手に対してボトムから動きを殺すことができるので、自分がポイント先取していれば、最高にディフェンシブなガードともいえます。そしてこのガードは上下がよく入れ替わるのも特徴です。シーソーのようにお互いが起きあってスイープ合戦になるのもよくあるシチュエーションです。しかしこの形を外すということは難易度が高いので最終的にポイント差があれば勝てるのでかなり戦略的に用いられるガードなのです。

 

そんな50/50ガードですが、モダン柔術の発展とともにセルフディフェンス志向の柔術家からは、ベリンボロコンセプトと同じく、実戦で使えない(何をもって実戦というかは人それぞれですが)として重要視されてなかった気がしますが、事実競技柔術の世界のトップ選手は1アドバンテージ差で勝つために、そしてなるだけ体力を消費せずにトーナメントを制するためにこのガードからのゲームを進化させていきました。

 

今作、the competition 50/50 game (競技者のための50/50ガードゲーム)は、あまたの世界での戦いを経験した加古拓渡選手が、そういった世界の強豪たちがいかに試合で50/50ガードを勝つために使っていたかを研究してまとめたものとなります。では前置きはこのくらいにして、PVとインタビュー、そしてサンプルをご覧ください。

 

ご視聴ありがとうございます。加古さんも金古さんも私が柔術を始めてから今日まで、国内で世界で進化しつづける柔術のテクニックをいちはやく取り入れて試合で勝ってきた選手だと思います。特に加古さんは、日本で最初にベリンボロを試合で使った人という印象が私は強いです。(当時柔術新聞で紹介されていました)上記インタビューとは違い、私が聞きたかったことを、特に加古さんのことを知らない人のためにも色々聞いてきましたのでご覧ください。

 

 

加古拓渡(かこたくと)選手

 

年齢35歳(2022年5月現在)

 

GSB所属

ブラジリアン柔術黒帯三段

 

 

 

主な戦績


IBJJFアジア選手権2013,2014アダルト黒帯ライトフェザー級優勝
JBJJF全日本選手権2015アダルト黒帯ライトフェザー級優勝
IBJJF世界選手権2016アダルト黒帯ライトフェザー級3位(繰り上げ)
IBJJFパンパシフィック選手権、ソウルインターナショナルオープン優勝2回ずつ
JBJJF全日本マスター選手権2022マスター1黒帯フェザー級優勝

 

 

柔術をはじめたきっかけを教えてください

PRIDEでアントニオホドリゴノゲイラがマークコールマンを三角絞めで極めたのを見て東京で修斗の道場に通い始め、寝技に傾倒していたこともあり、大学進学で名古屋に来たのを機に柔術を始めました。

 

 

 

柔術にはまったきっかけは?
白帯の頃は週3〜4ぐらいの練習、これといったきっかけはなく、徐々に練習日数増えて青帯の後期ぐらいから週5〜6は練習していたように記憶しています。紫帯でアジア選手権を優勝したあたり(2008年ごろ)から、トップを目指そうと思いました。

 

 

柔術を動画で学ぶコツがあれば教えてください
一旦ザッと見て全体像をなんとなく頭に入れて、練習で実際にやってみて不明瞭な点が出てくるので見直してディティールを詰めていきます。

 

 

加古さんから見て、柔術界全体的に50/50ガードはどのように進化してきましたか?
2010年頃までは単に閉じ込めてスイープしやすい形を作るだけ使い方がほとんどでしたが、年を追うごとにセットアップの仕方やスイープの方法が複雑化していき、またベリンボロやクラブライドといったテクニックとの連携も増えてきました。近年では、トップクラスの選手はここ1番という超強豪どうしの試合で、リスクを極力排除して戦略的により確実に勝ちに向かうための武器として使うイメージがあります。(昨年のムンジアルでタイナンがイザッキに使って勝ったように)

 

 

タイトルにもある、ゲームとはどういう意味なんですか?
現行の柔術ルールでの勝ち方に特化したという意味と、フィジカルや勢いよりも、更にはテクニックそれ自体よりも、ストラテジーがモノを言う、より頭脳的な戦略戦をイメージしています。

 

 

柔術はどんどん進化しているように思えますが、そんな中自分の軸になるゲームをどうやって作ればよいのでしょうか
自分の身体的特性だったり感覚的にしっくりくる動作こない動作は人それぞれあるので、そこの取捨選択をした上で、得意なテクニックにつなげるための周辺のテクニックの構築と、一つの同じテクニックでもディティールを磨いていくアップデートを止めないこと。

 

 

今作the competition 50/50 gameに込めた思いを聞かせてください
実際の試合を通じて作っていった自分の50/50ゲームを、今回初めて体系的にまとめました。自分よりも身体能力や実力に勝る相手にも競り勝つことが出来た戦略とテクニックをシェアします。試合に出て勝ちたいけど、あと一歩で悔しい思いをすることがある方に、拮抗した試合を確実に勝つための武器として身につけていただければと思います。

 

 

加古さんは説明がやたらうまいですね。なぜですか?

ありがとうございます。柔術の指導自体は紫帯の頃から少しずつやっていたので、指導歴は15年近くになりますし、近年は週6日は指導していますので、経験が一番大きいです。あとは元々理系でロジカルに考える方なので、柔術の技術指導もなるべく理論的に説明しつつ、感覚的な部分もいくつかの表現で言語化して説明するようにしています。動きや身体の使い方のイメージは人それぞれなので。
 

 


つくづくこの方は簡潔に説明するのがうまい。そう思いました。実は今作の撮影中に加古さんが、言い間違ったのはたったの1度。内容も説明も恐ろしいほど綺麗にまとまっており、整頓されており、聞き取りやすく、あとから編集が超楽でした。この人みたいな先生が学校にいたら私ももっと学校が好きになったのにな。なんて思いましたよ。私が見てきた中でも抜群に説明のうまい柔術の先生だと思います。

 

ここで金古さんの解説動画もご覧ください。

 

 


実際に加古さんが50/50を使っている試合をご覧ください。

3試合目、アドバン先制して下、shin to shin→SLX→50/50、最後スパイダーカットでパスしてます。

戦略についても解説してます。(加古)

 

1試合目、ポイント先制下、Kガード→50/50。極まりませんでしたがトーホールド有効でした。2試合目、レッグドラッグされそうになって50/50、スタック式レッグドラッグに対しての〜のコンセプト使ってます。途中で相手にペナルティ入ったのでそのまま継続(そのまま続けて終われば勝てるからです。(加古)

 

3試合目、パスられそうになってアップサイドダウンガードリテンションから50/50、下だと負けるので最後鬼トップキープ。4試合目、バタフライ→SLX→50/50最後、蟹が崩れたような形🦀笑からのバック。(加古)

 

1試合目、50/50からトーホールドでフィニッシュ。蟹🦀の脚を折ったような音がしました。(加古)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

では今作の内容の目次を見てみましょう

 

加古 拓渡 the competition 50/50 game

 

 

イントロ


01 膝の向きについて
02 足の組み方
03 ゲームプラン
04 ベース
05 グリップ

 

 

入り方


06 DLR→Xガード→70/30→50/50
07 RDLR→KOD→50/50
08 シンtoシン or バタフライ→SLX→50/50
09 Kガード→50/50
10 ニーシールドハーフから逆脚への50/50
11 マトリックス→バックステップに対しての50/50
12 ニアパス→アップサイドダウンガードリテンションからの50/50
13 ニーオンパスに対して
14 脚の流し方

 

 

vs.レッグドラッグ


15 シットアップエスケープ→腰浮かせて→脚を滑り込ませる
16 レッグドラッグされた状態から足先のフックを使った50/50セットアップ
17 スタック式のレッグドラッグに対する50/50

 

 

スイープ


18 外側へのスイープ
19 内側へのスイープ
20 ロールオーバースイープ
21 逆脚パンツを掴んでの起き上がりスイープ
22 50/50のスイープに対して相手も起き上がってきた時の対処

 

 

バックテイク


23 50/50からのベイビーボロ 
24 リバースウエイターバックテイク
25 リバースマトリックス

 


50/50の解除


26 50/50に対してのスタックしてのパスガード
27 50/50に対してのスパイダーカット→レッグドラッグ
28 50/50に対しての内回りでの解除
29 50/50に対しての外回りでの解除(膝刺し)
30 50/50に対しての外回りでの解除(フック)

 


サブミッション


31 50/50からのストレートフットロック
32 50/50からの逆足へのストレートフットロック
33 50/50(上)からの逆足へのトーホールド
34 50/50(下)からの逆足へのトーホールド①
35 50/50(下)からの逆足へのトーホールド②
36 50/50からニーバー

 

37 おわりに

 


ちょっと数が多いので、今回はスクショと私のレビューは控えさせていただきますが、段階的にそして体系的に非常によくまとまっているのが見てわかると思います。それぞれ丁寧に撮影しましたのでクオリティには自信があります。またそれぞれの冒頭にプレビューが用意されていますので、あとから動きだけ確認したい場合にも便利かと思います。

 

 

 

こちらで購入可能です。5500円

 

 

 

さて、この作品ですがこちらのサイト「シュラプネル・オンライン」で買えます。値段は5500円(税込)です。フォーマットはデータのダウンロードです。データは1080Pのフルハイビジョンとなっております。

 

 

さて、オンラインと言われてもよくわかんないよ。という人のために、買い方、見方を説明します。

 

①とりあえずカートに入れて買う。

 

②金古さんから送られてくるメールを待つ。(自動返信ではないようです。)

 

③メールにあるアドレスにアクセスすると動画が見られますが、注意点がいくつかあります。

 

・動画はダウンロードできますが、スマホでダウンロードしようとするとパッケージ全体で20ギガバイト近くあるので注意が必要です。

 

・もちろんダウンロードしなくても、クリック(タップ)するだけで、ストリーミングでも視聴可能。ただし、スマホの4Gなどの電波を使っていたら、すぐに容量オーバーするので、wifi環境推奨。

 

個人的には以下の方法で見るのがいいと思いました。

 

家にいるのなら、パソコンでストリーミングで見る。練習したいテクニックがあれば、それをスマホで直接撮影して、道場などで見ながらドリルする。あなたの柔術ライフが充実しますように!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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