生田誠の「気持ちよく一本取るためのクローズドガードアタック」【テクニック教則レビュー】
JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術
シュラプネル・ゲストインストラクターシリーズが発売されました。
ファン待望の生田誠先生の新作です。
そして今回の教則のタイトルは
生田誠の「気持ちよく一本取るためのクローズドガードアタック」
です!!
過去作2つが売れに売れた生田誠先生。とにかく全国にファンが多いことを思い知らされました。そう。生田誠先生は国内屈指の大人気柔術家なのです。人気の秘密は強さとセミナーなどで見せるメチャクチャ丁寧な指導力。それから柔術家に対して公平な視点じゃないかなと思います。どこの道場だとか、誰と知り合いだからとかで色眼鏡をかけず、出会った柔術家全員と柔術の素晴らしさを分かち合うみたいなすたんすが常にあるんです。思い出してみれば自分も生田さんのファンになったのはその昔FBで「誕生日おめでとうございます」と、まだこのブログも始める前の何者でもない私に声をかけてくれた時からです。それまで雑誌などで柔術界で有名な人なんだ。というのは何となく知っていたのですが、その時からすっかり生田さんのファンになりました。それが時は経って今は私が撮影したりインタビューさせてもらう間柄になるのだからおもしろいものですね。
個人的な話はさておき、上記2作品は国内ブラジリアン柔術教則の金字塔になったと思います。生田先生の教則は海外で流行っているテクニックの紹介といったよくあるタイプのものではなく、生田先生自信の独自の体験と考えで構築された、ひとつの哲学なのです。生田先生が大好きなブラジリアン柔術の始祖、エリオグレイシーの哲学が受け継がれており、いつの間にかレスリングナイズド、柔道ナイズドされた柔術ではなく、ブラジリアン柔術の原型がそこにあると思います。それはたとえば、こういう動き一つ見ても、あーこれは日本人で上手にやる人あまりいないな。という感じなのでご覧ください。
生田さんの動きはこういった滑らかなものが多く、昔からあるムービングにある効率性と美しさがあります。上の動き一つも力使ってないんですよ。
前2作をまだ見てない方ぜひ見た方がいいです。そして新作なんですが、これがまたすごいんですよ。一体どんなテーマでいくんだ?って撮影直前までわからなかったんですが、わかってびっくりクローズドガードアタックということです。ぶっちゃけちょっと不安になりました。なぜなら、クローズドガードアタックって多分どこの道場でも一番最初に習うベーシック中のベーシックじゃないですか。今更それやって売れるかな・・・って思ったんですが、すぐに自分の愚かさがわかりました。やっぱり生田さんがやると全然違うんですね。これが。
余談ですが、私はシュラプネル・オンラインショップのゲストインストラクターシリーズの大半を撮影&編集、販促、ジャケデザインなどやっているんですが、作品は演者の先生が考えてきた内容を現場で伝わりやすいように見せ方を僕と金古さんと演者の先生で考えて撮影していくと言う感じになっています。なので僕と金古先生は撮影が進むにつれて、徐々にそのコンセプトを理解していく感じで、最初からコンセプトがわかっているわけじゃないんですね。なので、撮り終えたあとに、また3人でタイトルを決めています。
今作を撮りながら僕が感じたことは、クローズドガードアタックって実は結構難しいので、なかなか相手に極まらないけれど生田さんが演じていると不思議と簡単に極まりそうに見えるんです。これまで何度も見たことがある技も、なるほど、これをやってないから極まらなかったのか。というかこういうコンセプトだったのか。と初めて知ることが沢山ありました。なので、クローズドガードアタック?そんなの当たり前すぎて必要ないわ。っていう上級者の方こそ、ぜひ見て欲しいです。このプリミティブな技をここまで洗練させることができるのは、日本でも生田さんしかいないですから。
注意点としては、見てすぐにできるようなものではない。ということですね。も生田さんも口をすっぱく言っています。ドリルが大事だと。
そんなわけで、私の感想はこれくらいにして大事なことを語っているPV&インタビューがあるのでご覧ください。今回もPVは私が作りました。曲もオリジナルです。

生田先生にインタビュー取ってきました
前作は生田さんの代名詞的なガードリバースデラヒーバだったわけですが、今作はクローズドガードアタックと言わばベーシック技にフォーカスした技ですが、生田さんにとってのクローズドガードとは?
生田誠先生 僕にとってクローズドガードとは、安全を確保しつつ相手から一本を奪う事の出来るポジションです。ここからのアタックが無い場合はほとんど膠着にしかなりません。なので日々クローズドガードからの極めや、逆にクローズドガードを取られてしまった時のクローズドガードからの脱出方法を練習し研究しています。下になった時の最重要ポジションがクローズドガードポジションだと思っています。
YouTubeのインタビューでも語られている通り、気持ちよく一本を取ると言う意味は生田さんにとっては、力づくで取り切る一本ではなくて、相手の牙城を崩しながら追い込んでいって取る一本と言っていましたし、あと金古さんにとっても、そういう一本は気持ちいい。と言っていましたが、ブラジリアン柔術の真髄とはまさにこれですよね?
生田誠先生 はい、そうだと思います。力の強い人が使う技は、その力があってはじめてやれる技だと思うんです。技を極める上で「強い力」が必要な項目の一つになるので、誰でも出来る技にはなりにくいと思ってます。もちろん技を決める為に力をつける事も必要ですし、世界一を目指すなら力は強い方が良いに決まってます。でもそんなに力が強い人ばかりでは無いですよね?力が無くても出来る技を身に付ける事が大切ですし、その技を力を使わなくても極める事が出来る様にしていく事が柔術を楽しむ事だと僕は思っています。力はいつか衰えます。でも技術は体が衰えてきても毎日の反復練習や工夫や研究で向上させていく事が可能な部分ですし、そこを意識しながらやるのは本当楽しい事だと思うんです。それこそがブラジリアン柔術の真髄だと思います。
柔術を教えている生田さん的に初心者にとってのクローズドガードとは何かを教えてください。
生田誠先生 初心者の人にとって簡単に辿り着く事の出来る安全地帯みたいなポジションです。
最近の柔術はあるポジションに対してあきらめが早く追求が足りない気がする。的なことをおっしゃっていましたが、その辺詳しくお聞かせください。
生田誠先生 柔術を知る事とは、技を多く知る事。そう思ってる方が沢山居ますし、そう指導されてる先生も沢山いらっしゃいます。
技を多く知る事がそのまま強さに繋がると。でも本当にそうなんですかね?技はいっぱい知ってるけど、あまり強く無い柔術家も沢山います。知る事はもちろん武器になります。でも知るだけで、その技が使いこなせる様にはなりませんよね?何度も何度も失敗して、正しいやり方を理解する事が技を使える様になるために必要だと思います。自分が戦う上では、一つの展開で一つ本当に使える技があった方が役に立ちます。切れない刀を何本も持つより、切れる刀を一本持っている方が良いと思いませんか?柔術の技術は、自分にあった技を各展開で一つずつ使える様にして自分の戦い方をより完璧にしていく事と、知らない技は掛けられてしまうとやられる可能性があるので、やられたく無い技を多く知る事が必要なんだと思うんです。知るだけの技、知って使いこなせる様にする技、その見極めが大切ですし、1回や2回の失敗で技を諦めない方が良いと思うんです。自転車で想像してみてください。自分の子供が自転車に乗る練習してる時に1回や2回の失敗で「僕には自転車に乗る才能が無いから自転車に乗るの諦めるよ。」と言ったらどう思いますか?乗れる様になれば、乗れなかった時みたいな乗り方は出来なくなりますよね?自分を信じて使える様になるまで何度も繰り返し練習すると、出来なかった技が出来る様になりますよ。
生田さん。話もなめらかですね。ありがとうございました。
金古さんから解説・推薦動画届いているので見てみましょう。
実際にクローズドガードから一本奪ってる動画をご覧ください。
クローズドガードからではないですが、こちらも今作にある技で一本奪っています。
まとめると、今作は誰もが知ってるけれど実際になかなか極まらないと思っているクローズドガードアタックが実際に極まるには何が必要なのかわかる教則となっております。対象は初心者から、クローズドガードは使えないと判断してしまっている中級者以上です。全国にもファンの多い生田先生の最新作がまたこうやって発売されたわけでして、みなさん生田さんのDNAをあなたの柔術に組み込んでみましょう。
では今作の内容の目次を見てみましょう
生田誠の「気持ちよく一本取るためのクローズドガードアタック」
00.イントロ
01.クローズドガードからの十字絞め
02.クローズドガードからの十字絞めを襟を持たせない様に頭を下げてディフェンスしてきた時の絞め方(ベースボールチョーク)
03.クローズドガードからの十字絞めをベース作ってディフェンスしてきた時の絞め方
04.クローズドガードからの十字絞めからの腕十字
05.ブラボーチョーク
06.ブラボーチョークで襟を持たせてくれない時の絞め方
07.小手絞り(※回転してエスケープされたらスイープに切り替えてマウントからの極めに変化。)
08.クローズドガードからの腕十字
09.クローズドガードからの腕十字をディフェンスされた時の取り方1(手前の足を掬うやり方)
10.クローズドガードからの腕十字をディフェンスされた時の取り方2(奥の足を掬う取り方)
11.クローズドガードからの腕十字の腕を抜かれた際の腕十字と三角絞め
12.クローズドガードからの三角絞め1(押し込んで4角)
13.クローズドガードからの三角絞め2(肘を極めるプレッシャーのリアクションを使っての4角)
14.クローズドガードからの三角絞め(頭を引いて足を組み直す取り方)
15.クローズドガードからの三角絞め(4角から膝を閉めて取るやり方1)
16.クローズドガードからの三角絞め(4角から膝を閉めて取るやり方2)
17.クローズドガードからの三角十字
18.クローズドガードからの三角アメリカーナ
19.クローズドガードからの三角キムラ
20.クローズドガードからの三角腕固め
21.クローズドガードからの手首固め
22.クローズドガードからのキムラ
23.クローズドガードからのオモプラッタ
24.クローズドガードからのオモプラッタを回転してエスケープされた時の取り方(腕十字)
25.クローズドガードからのオモプラッタを回転してエスケープされた時の取り方(三角絞め)
26.アウトロ
それぞれ丁寧に撮影しましたのでクオリティには自信があります。またそれぞれの冒頭にプレビューが用意されていますので、あとから動きだけ確認したい場合にも便利かと思います。
さて、この作品ですがこちらのサイト「シュラプネル・オンライン」で買えます。値段は4500円(税込)です。フォーマットはデータのダウンロードです。データは1080Pのフルハイビジョンとなっております。
さて、オンラインと言われてもよくわかんないよ。という人のために、買い方、見方を説明します。

①とりあえずカートに入れて買う。
②金古さんから送られてくるメールを待つ。(自動返信ではないようです。)
③メールにあるアドレスにアクセスすると動画が見られますが、注意点がいくつかあります。

・動画はダウンロードできますが、スマホでダウンロードしようとするとパッケージ全体で20ギガバイト近くあるので注意が必要です。
・もちろんダウンロードしなくても、クリック(タップ)するだけで、ストリーミングでも視聴可能。ただし、スマホの4Gなどの電波を使っていたら、すぐに容量オーバーするので、wifi環境推奨。
個人的には以下の方法で見るのがいいと思いました。
家にいるのなら、パソコンでストリーミングで見る。練習したいテクニックがあれば、それをスマホで直接撮影して、道場などで見ながらドリルする。あなたの柔術ライフが充実しますように!!

- 2022-10-30
- シュラプネルオンライン
- by invaderbjj























