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【塚田市太郎】たくさん覚えなくていい!塚田式パスガードコンセプト

JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術

 

2023年1発目のシュラプネル・ゲストインストラクターシリーズが発売されました。

 

【塚田市太郎】たくさん覚えなくていい!塚田式パスガードコンセプト

 

 

2022年結構話題になった塚田市太郎先生です。とにかくずっと第一線で戦い続けているという印象がある塚田選手ですが、なんと2022年、42歳にして全日本準優勝という好成績をたたき出した事で話題になりました。そのことについて動画でも語っているので、まずはこちらをご覧ください。

 

 

ということで、今作のコンセプトはパスガードです。塚田先生はトップの印象が強い選手でして、その理由も動画で語られている通りなんですが、柔術をはじめるとガードはとにかく覚えることが多いことに気が付くと思います。ガードの数は年々増えている印象があります。毎年聞いたことがないガードが開発されています。トップはそれに合わせて攻略法を編み出さなければいけないのでしょうか?それについての答えが今作にあります。「たくさん覚えなくてもいい」と冠が付いている通り今作のパスガードは、トレアドール、ニースライス、レッグドラッグ、に絞り込まれており、どんなガードでも、これらの組み合わせでパスできると教えてくれています。全編にわたって非常に朗らかで面白い塚田先生のインストラクションは撮っていても楽しかったです。新年一発目の作品がこれで、2023年もなんだか、めでたい年になりそうな予感がしています。

 

 

動画でもたくさん、しゃべってくれた塚田さんですが、文章でも長文で答えてくれました。これを読めば塚田先生を知らない人でも今日いろいろ理解できると思います。

 

 

塚田市太郎  つかだ いちたろう 42歳(2022年現在)

黒帯二段

ダムファイトジャパン所属

 

 

戦績

JBJJF
全日本2013 2014 アダルト黒帯フェザー級優勝
全日本2022アダルト黒帯フェザー級準優勝
全日本ノーギ 2022 アダルト黒帯ライト級優勝 オープンクラス優勝
全日本マスター 2022 2021 マスター3フェザー級優勝 
2015 マスター1フェザー級優勝

 

IBJJF
アジア 2013アダルト黒帯フェザー級優勝 
マスターインターナショナルアジア 2018 マスター1フェザー級優勝
ヨーロピアン 2010 アダルト茶帯フェザー級準優勝

 

 

・柔術を始めたきっかけ

柔術を始めたきっかけは中学生の時に見たUFCのホイスグレイシーに興味を持ったからです。19才の時に友達がパラエストラ東京で柔術を始めて、その友達に群馬でも柔術ができる場所がある事を教えてもらい、22才の時にノヴァウニオンジャパンに入りました。

 

初めて1年を過ぎたくらいに青帯をもらいましたが、柔術にのめり込む一方で試合では結果を出せずにいました。当時の先生からブラジル修行の話を聞いていていつか自分も行ってみたいと思っていましたが、仕事もあるしムリだと思っていた時、東京のノヴァウニオンジャパンの選手達がブラジル修行に行くことを知り、今しかないと思って仕事を辞めその選手達とブラジルに行く事を決めました。今思えば自分の人生を変えたかったのかなと思います。仕事をしていれば安定はしますが、変わり映えのしない毎日をおくる自分に対して苛立ちを感じていました。なかなか上達の実感がないモヤモヤした気持ちもあって、もっと強くなりたいという気持ちに正直に動きたいという考えも手伝ったと思います。

 

修行先の道場はキムラノヴァウニオンという道場で、リオのノヴァウニオンの支部でした。言葉もわからず、一緒に行った選手達に迷惑をかけ、助けてもらいながらでしたがとても楽しかった思い出です。ブラジルではとてもレベルの高い練習をさせてもらいました。一回のクラスに20〜30人くらいの選手が集まり、いつも10人前後の黒帯がいてみんなのモチベーションも非常に高かったです。その後にUFCで活躍するグレイソン・チバウやヘナン・バラオン、女子のクラウジーニャ・ガデーリャなどの選手達と練習する事ができました。


また当時のガロ級最強のアリソン・メロとも練習できた事は素晴らしい体験でした。その強さに大きな衝撃を受けましたし、彼の柔術をずっと参考にしています。アリソン・メロは自分が紫帯の時に来日して3ヵ月ほど滞在しており、その頃ちょうど仕事をしていなかったので、その間ずっとアリソン メロの指導を受ける事ができました。この3ヵ月間は自分の柔術にとって大きな道標になりました。チャンピオンの考えや練習のやり方を学べたので、アリソン・メロの帰国後もその時の練習を参考にして練習を組み立てる事ができました。

 

 

 

・青帯時代ブラジルになぜ行こうと思ったんですか?

初めてブラジル修行をしたあとは常にトーナメントの表彰台に絡むような試合ができ、修行の成果を実感できました。その後2回、紫帯と茶帯の時にもブラジルに修行させてもらいに行っています。2回目は1人で、3回目はノヴァウニオンジャパンの神奈川の支部の若い選手が行きたがったので、その選手と2人で行きました。

 

ブラジルの道場の人達はみんな親切で、言葉も話せない日本人の自分に優しくしてくれました。ブラジルに行った事は本当によかったと思います。柔術だけではなく人生をいい方向に変えてくれた様な気がします。できる事ならもう一度ブラジルに行きたいですね。

 

 

 

・トップ(上攻め)プレイヤーな理由

トップが好きなのはブラジルで教わった柔術がそういったスタイルだったからですね。MMA志向の強い道場だったのでテイクダウンしてパスというスタイルで強い選手達がたくさんいました。そういったところから教わる柔術のスタイルがトップの攻めが多かったし、憧れる選手もそういう選手が多かったですね。アリソン メロもガロでは珍しいトップからの選手でした。ただその中で生き残るガードの選手達のガードワークは非常に研ぎ澄まされていて、パスされないガードのやり方や、トップから攻めてくる獰猛なMMA志向の柔術家達に対する体の使い方などは今でも役立っています。昔UFCジャパンでキムラの選手と先生が来日した時にそのふたりがセミナーをしてくれたのですが、先生がやったのはベリンボロで選手の方はラペラを使ったスイープでした。MMAに活動の場を移していても新しい柔術のガードの研究に余念がない事を実感し、自分も改めてさまざまな技術に心を開いておかないといけないと感じました。

 

 

 

・好きな柔術家を3人挙げるとしたら

3人にしぼるのは非常に難しいですが、ハファメンデス、パウロミヤオ、レアンドロロですかね。みんな試合した事がありますのでその強さを体験してますし、いろんな試合の様子を見ても素晴らしい選手である事がわかります。ロのセミナーを受けた時、パスよりガードのテクニックの方がわかりやすくて緻密であると感じたのは興味深かったです。

 

 

もちろんロのパスが効果的なのは彼の試合を見れば明らかなのですが、誰でも真似できるものではないのかなと思いました。彼の体型やフィジカル、運動感覚のようなものがテクニックや経験と合わさって、あのスタイルなんだろうと思いました。試合をした時の印象としては、なかなかの乱暴者でした。スパーでも加減できないタイプといった印象でしたね。でも話すとめちゃくちゃいい人でした。仲間や彼を慕う選手が多いのもうなずけます。明るくてよく喋るし、来日した時もインパクト勢と楽しそうにしてました。懐かしいし、そういう現場に居合わせられたのは尊い事だったと感じています。

 

ミヤオはもう別の世界から来たような特殊で異質な存在でしたね。ミヤオ兄弟が日本でも有名になった時、彼らをどう判断していいのか当時の日本の黒帯達も迷ったと思います。ベリンボロを含めた彼らのスタイルを一過性という人達もいたし、みんな適切に認識できなかったという感じがしました。自分としては当時、紫帯と茶帯のジョアオとパウロとスパーして、これはとんでもない革命が起きていると感じました。彼らの使うテクニックは理解が難しかったですが効果的で、高い完成度を感じました。これは彼らだけで終わるようなテクニックではなく、体系化されてみんなに伝わる事ができると思いましたね。メンデス兄弟がベリンボロを使い始めた時、このテクニックを白帯青帯の頃から練習してベリンボロに特化した様な黒帯が現れたらどうしようという、当時の黒帯達の悪夢が現実となったような選手でした。

 

ハファとも3,4回試合をしましたが、もう強過ぎて自分の物差しでは測りようのない選手でした。同じ柔術という競技をやっているので似てはいますが、自分とハファの動きや使うテクニックは、全く違うのではないかと感じるほどでした。シャチと魚のような関係ですね。同じ海という環境のせいで姿は似ているが、哺乳類と魚類で種類の違う生き物というような。全てのテクニックにバリエーションが用意されていて、こちらとしては正しいリアクションをしているのに、その動きに当てはまるテクニックを掛けられるという感じでした。そのテクニックの質も高いし彼自身の運動能力も高いので、フィジカルや動きでは対応できませんでした。もしハファやギィが自分達は宇宙人でしたと告白してくれたら、素直に納得できるくらい異次元の強さでしたね。ちなみにハファは自分のブラジルの先生であるジャイーやキムラの選手と練習した事があるそうで、キムラの話をしたら喜んでました。思わぬつながりを感じで嬉しかったですね。

 

こういったスター達と同じタイミングで柔術ができて幸せだと思います。もしかしたらあの時柔術はこれ以上ないくらいの高みに達していたのではと感じてしまいます。その柔術を体感できた事は大きな大きな財産です。この経験を活かして無駄にせずに自分と自分の周りの人達の柔術を楽しいものにしたいですね。間違いなく彼らは世界一柔術を楽しんでる人達ですから。自分もそのおこぼれにあずかりたいと思います。

 

 

・マスター世代なのにアダルトに出続ける理由

マスター世代でアダルトに出続ける理由ですが、特にこだわりがある訳ではなく自分自身をテストするような感覚なのかもしれません。単純にアダルトの選手達と試合するのは刺激的で楽しいですし、自分がどこまで通じるか知るのは勉強になります。ただこれからもアダルトの試合に出ようとなると、加齢と共にどんどん難しい試合になっていくと思います。そういった中でさまざまな対処法を見つけていく事が自分にとっても、またこれから自分が指導する側になった時の選手や会員の方々にとっても役に立つのではないかと思います。

 

・読者でマスター世代でもアダルトで戦う人へのメッセージ

マスター世代がアダルトで勝つための方法ですが、仕事をしながらとなるとかなり難しい条件だと思います。家庭があったりすればさらに難易度は上がります。マスター世代の方で柔術の経験が長い方は経験の差を武器にしたくなるところですが、実際にはあまり役には立ちません。

 

アダルトの選手に勝つためにはアダルトに負けないようなフィジカルや体力が必要です。ここでポイントなのは若い選手にフィジカルで勝つ必要はありません。もちろん勝てれば最高ですが、相手のフィジカルに負けなければいいんです。フィジカルで圧倒されなければ相手は技術を使う。技術で勝負となればそこから経験が活きてきます。つまりマスター世代も筋トレや体力をつけるようなトレーニングを頑張らなければいけないんです。ただこれも若い選手がやるような心拍数を高く上げるトレーニングは必要ありません。

 

また関節に大きな負担のかかる高重量の筋トレも必要ありません。トレーニングする方それぞれにあった強度を見つける必要があります。またこれらの他に瞬発力を上げるトレーニングもできるといいと思います。それらのトータルバランスで最適なパッケージを見つけられれば、マスター世代でも自分の満足できる柔術を手に入れる事ができ、柔術を今まで以上に楽しめると思います。その結果アダルトの選手に勝てればいいなというところですね。もちろんマスター世代だけではなくアダルトの選手達も同じパッケージで練習してもらっていいと思います。内容はアダルトの選手達にも必要なものですから。

 

・ここ数年の練習方法

ここ数年の練習方法ば2018年くらいから大きく変更しています。まずはフィジカルトレーニングを大幅に増やしてきました。自分の体が高い出力を出せるようにと、体を操作しやすくするためです。これらは歳と共に衰えていくので、それを遅らせてあわよくばプラスに持っていければという思いからです。技術面では新しい技を積極的に取り入れてたくさんの動画や教材を見るようにしています。好きな技が自分に合った技とは限らないので、好き嫌いではなく気になった技は全部練習しています。またノーギはほとんどやってなかったのですが、最近の足関を含めたノーギの練習もするようにしています。ギとは違った技がたくさんあって面白いですね。今年はノーギの全日本でも優勝できたので、ノーギもどんどん試合に出てみたいです。

 

 

・今作のコンセプトについて

今作のコンセプトですが、テクニック的には柔術をある程度練習していくと、こういうのよくあるなぁという展開などにスポットを当てました。またパスをする上で気をつけたい基本的なポイントも皆さんに知ってもらいたいと思いました。足の裏を体につけない、相手にいいグリップをされないなどの基本的なポイントはテクニックの種類に関わらず、トップポジションを快適にするために重要な要素です。まずトップポジションで基本的な要素を満たし自分の攻める体勢作りをして下さい。そこから自分のポジション、あるいは相手のカードによってパスのテクニックを選択し、実際に技を掛けていくという流れです。必ず相手はディフェンスなどのリアクションをしてくるので、それに対してバリエーションを使っていくとパスの流れを作る事ができます。

 

技は組み合わせて使うと効果が大きくなります。単体で使うことより組み合わせて使うことを強くお勧めします。今回の動画はそういった事を意識して技の構成をしていきました。少ない技でも組み合わせ方次第で強力な武器になります。また技の数を絞る事で一つの技にかける時間が増え熟練度が増します。一つの技を練習する時に、その技が自分の柔術のどこに組み合わせられるかを考えて練習するといいと思います。また逆に今の自分の柔術の全体像を客観的に見て、足りないポイントを見つけそこに当てはまる技を探していくという作業も重要です。一つの技から全体を、全体から一つの技をという考え方ですね。今回の動画が皆さんの疑問の答えになっていたら嬉しいですし、皆さんの柔術の一部となって柔術をもっと楽しむためのお役に立てたら最高だと思います。

 

・自身初の教則リリースについて

教則のリリースについては、自分の柔術に興味を持ってもらえることに幸せを感じています。これは非常にありがたい事だと思います。動画を見てくれたみなさんの柔術に少しでもお役に立てれば幸いです。テクニックを共有する事で新たな考え方やテクニックが生まれ、日本の柔術が少しでも盛り上がれば嬉しいですね。またテクニック以外にもフィジカルトレーニング等もセミナーやプライベートレッスンを用意しているので、興味のある方はぜひお気軽に声を掛けてもらえたらと思います。


 

 

 

 

 


 

 

 

金古さんから解説・推薦動画届いているので見てみましょう。

 

 

では今作の内容の目次を見てみましょう

 

チャプター

00 イントロ

01 クロスニーパスの入り方 理想

02 クロスニーパス 現実

03 クロスニーから腰切りパス

04 クロスニーからレッグドラッグパス

05 ラペラを使った脇差しパス1

06「 教えて塚田一太郎」その1 なぜ脇を通す?

07 ラペラを使った脇差しパス2

08 ラペラを使った脇差しパス3

09 ディープハーフに対する片襟パス

10 「 教えて塚田一太郎」その2 なんでそんなに強力なんですか?

11 ディープハーフに対する脇差しパス

12 レッグドラッグパスコンセプト

13 デラヒーバに対するレッグドラッグパス

14 リバースデラヒーバに対するレッグドラッグパス

15 ラッソーガードに対するレッグドラッグパス

16 ラッソーガードに対するクロスニーパス1

17 ラッソーガードに対するクロスニーパス2

18 「 教えて塚田一太郎」その3 技はどこで仕入れている?

19 トレアナパスコンセプト

20 頭を付けていくトレアナパス

21 エビの強い相手へのトレアナパス

22 フレームの強い相手へのトレアナパス

23 脚の強い相手へのトレアナからかつぎパス

24「 教えて塚田一太郎」その4 トレアナパスって疲れませんか?

25 脚の強い相手へのレッグドラッグパス

26 アウトロ


それぞれ丁寧に撮影しましたのでクオリティには自信があります。またそれぞれの冒頭にプレビューが用意されていますので、あとから動きだけ確認したい場合にも便利かと思います。

 

 

こちらで購入可能です。4500円

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

さて、この作品ですがこちらのサイト「シュラプネル・オンライン」で買えます。値段は4500円(税込)です。フォーマットはデータのダウンロードです。データは1080Pのフルハイビジョンとなっております。

 

 

さて、オンラインと言われてもよくわかんないよ。という人のために、買い方、見方を説明します。

 

①とりあえずカートに入れて買う。

 

②金古さんから送られてくるメールを待つ。(自動返信ではないようです。)

 

③メールにあるアドレスにアクセスすると動画が見られますが、注意点がいくつかあります。

 

・動画はダウンロードできますが、スマホでダウンロードしようとするとパッケージ全体で20ギガバイト近くあるので注意が必要です。

 

・もちろんダウンロードしなくても、クリック(タップ)するだけで、ストリーミングでも視聴可能。ただし、スマホの4Gなどの電波を使っていたら、すぐに容量オーバーするので、wifi環境推奨。

 

個人的には以下の方法で見るのがいいと思いました。

 

家にいるのなら、パソコンでストリーミングで見る。練習したいテクニックがあれば、それをスマホで直接撮影して、道場などで見ながらドリルする。あなたの柔術ライフが充実しますように!!

 

 

 

 

シュラプネルオンライン定額見放題メンバーシップはこちらから

 

 

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